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先週公開された「マジンガーZ   INFINITY」の影響もあって
昔の王道復古な熱血ロボット作品が受け入れられていると思えるは
本当、オッサンな自分も嬉しく感じてます。

いまだにスーパーロボット大好きなおさーんとしては
やはり語りたくなっちゃうので今回は
当時、大人気だった桜多吾作さんによる
コミカライズ版「マジンガーZ」について
熱く語りたいと思いますです、はい(*´ω`*)


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マジンガーを語ると必ず出てきるのは
対比されるのが「ガンダム」や「エヴァンゲリオン」の存在
一昔「エヴァゲリオン」ブームの頃はそれまでアニメに見向きもしなかった人たちが
どこかのオ◇ムのような新興宗教にハマって周りが見えなくなった信者のように
開眼した若い世代のアニメオタクの中には、困った事にどういう訳か、
「ガンダム」や「エヴァ」以前に作られたロボットアニメの作品をあまりにも
軽んじて捉えている方が少なくない。本当浅はかなミーハーほどタチが悪い。

実の所、「ガンダム」も「エヴァ」も、非オタク趣味を通り越して
社会現象となった事により特別視される事が少なくない作品ではあるものの、
それまでのロボットアニメで培われたセオリー的なものもちゃんと
守っている作品だったりもする。「エヴァ」は一通り視聴したけど
「結局これって、これまでのアニメ作品のパクリとまではいわないが
その範囲内でやってるセルフパロ」と観て正直熱くなれなかった
(当時「ガンダムW」の展開にどハマリしてたから尚更熱くなれなかった)
大騒ぎしている狂信者もといファンのお祭り状態を冷めた目で見れたのは
「エヴァ」のような展開はどうみても富野アニメや様々なアニメ特撮での
トラウマ回でやった焼き増しとしか思えないしかし、どういう訳か若いファンは
「マジンガーZ」やら「ゲッターロボ」といった作品に対し、
やれ暑苦しいだのリアルでないだとの・・・・・
「お子様向け」「単純」「底が浅い」的な偏見を持たれてしまっている気がする。
「それ以前のロボットアニメは軽い」とか


まぁしかし別段、「ガンダム」や「エヴァ」は
突然変異的に発生した作品とは言えないし
「エヴァ」は作品としては優れてるのは否定はしないが
その前にお前ら「ヤマト」の存在忘れてるだろっ
って思わずツッコミ入れちゃったけど
当時そういう雰囲気には、本当なんか嫌悪感しかありませんでした。


だが、しかしっ

うぬら甘いぞッ

っと言いたい。

お前らこれを読んでそんな考え方根底から吹っ飛ぶぜっ
と自信を持って読んでもらいたいのが桜多吾作氏による
「マジンガーZ」
「グレートマジンガー」
「UFOロボ グレンダイザー」
のマジンガー三部作と言える作品です

前置き長くなっちゃったけど
今回は第一弾の「マジンガーZ」から

まさか「マジンガーZ」知らねえぜっていう
不幸な方はいないと思うけど説明。


古代ミケーネ人が残したロボット兵。
狂気の天才科学者、Drヘルは
そのテクノロジーを悪用し強力な機械獣軍団を作り上げ
世界征服の野望を実現する為、Drヘルは
一人の日本人科学者の抹殺を部下のあしゅら男爵に命じた。
その科学者の名は兜十蔵博士。
十蔵はあしゃらの手にかかり命を落とすが
死の間際に孫の甲児におそるべき遺産を託した。
それは光子力エネルギーで機動し
超合金Zで身を固めた
「神にも悪魔にもなれる鉄の城」スーパーロボット、マジンガーZ!
かくして世界平和の為、甲児はマジンガーZで機械獣軍団に戦いを挑む!


週刊少年ジャンプで永井豪さんが連載始めたのが1972年の中頃。
連載開始前からアニメ化に向けて東映さんが動き出し12月。
日曜の夜19時からTVシリーズスタート。
いわゆるメディアミクスの先駆けとも言えます。
永井豪さん&ダイナミックプロと東映さんとの結びつきは
この頃から始まっていたようです。
その同時期に別冊少年ジャンプに
連載担当となったのが桜多氏版「マジンガーZ」
基本的には初期はアニメのエピソードを
トレースする形な展開が取られ印象はそれほどでも。
まぁ甲児くんやさやかさんがかわいく描かれて
ギャグタッチな映写も見られる一方
やたらめったら自衛隊が出てくると
ちょっとエグい映写もありリアリズムが垣間見れます。

結局ジャンプ誌上での連載は1年で打ち切り。
アニメ版が予想以上にヒットしてしまい
それに対応できないというのが表向きの理由ですが
実はダイナミックプロが原稿料の値上げを要求して
それに応えられなかったのが本当のようです。
かくて永井さんはTVマガジンに連載を再開。
桜多氏もひとりだけのこる訳にもいかず
冒険王(現在休刊)で連載を再開するんですが、
そこから桜多マジンガーが大暴走・・・
もとい、大化けする事になります。

桜多さん曰く「アニメと同じだと間がもたない」
というのでキャラと登場する機械獣だけいただいて
後は好き勝手(笑)やりまくったそうです。
ダイナミック側からは「あの、全然違うやんけっ(怒)」と
言われても全く馬耳東風でついにはダイナミック側も
「もう好きにして(涙)」と根負け、というか
言っても無駄やしもう放任しちゃえって感じで。

何が凄いかというと…

マジンガーZが海外の某国での災害救援支援に派遣される事になり、
甲児くんとさやかさんが行くと
そこはすでにブロッケン伯爵が支配した国だった。
んブロッケンから国を取り戻そうとする
解放ゲリラ達とZが共同戦線を張る「マジンガーZ解放戦線」

異次元から人間を食料とする為侵略を開始した
半魚人「チップカモイ」たちに対し甲児くんとあしゅら男爵が
共闘しそれを撃退する「チップカモイ」

学業を犠牲にしてZで戦い続けた為、
なんと留年してしまった甲児くんの留年記念パーティーの真下、
Drヘルを裏切ったあしゅらがZを強奪。
それを阻止しようとした甲児くん共々連れ去ってしまう。
しかもあしゅらは地球自転停止作戦通称「RI計画」を起こし、
人類に無条件降伏を迫る「RI計画の謎」

ゴーゴン太閤が送り込んできた妖機械獣ダモスΣ9とメドルーサエゼン
との戦いで文字通りくるくるパーにされた甲児くんが
みさとさん(ボスのいとこでさかやさんよりヒロインしてる(笑))を
追っかけ回して出撃不能となりその隙にDrヘルは一気に大攻勢な
「ダモスΣ9とメドルーサエゼン」など

アニメで見たかったと思えるエピソードが多くしかも印象深い。
「RI計画の謎」では甲児くんの正義の戦いという前提を
根底から創替えさせてしまう、
つまりいくらZで戦っても守れるのは平和だけど
甲児くんは留年してしまうし本人には何も残らない。
あしゃらに指摘されてTVでは「てやんでぇ~」な
江戸ッ子的能天気な甲児くんとは違い
やたらめったら悩んだり葛藤しまくってます。

当然「マジンガーZ対暗黒大将軍」もコミカライズ化。
アニメとは違ってDrヘルやブロッケンがちらっと出てたり、
絵コンテではあった最後の出撃前のキスシーンとか
アニメではカットして正解だったけど
生々しい(褒め言葉)桜多版は入れてないと逆にダメだとしか(笑)

問題作「闘え!!Drヘル」も収録されてます。
アニメや永井豪版ではあまり語られなかった
Drヘルのトラウマな生い立ち、そしてなぜ世界征服という
野望を抱くようになったのか、
それとその地下帝国を作る資金や人材をどうして手に入れたか・・・
といった疑問を見事に描いてます
ピグマン子爵も思わず涙したヘルの幼少期や
なんとか貧乏ながらも大学に進んで
人並みに恋もする若き頃にヘル
そこで兜十蔵と出会いそこで光子力理論の手直しをしたり・・・
もしかしたらこれがなかったらマジンガーは生まれなかったのでは?
と思わせる展開でこれは現在では掲載は厳しいような内容で
だから当時の編集部の懐の広さには敬服いたしますです。

そして最終回。
地獄城に殴り込んだ甲児くんとZの前に立ちはだかったのは
ミケーネの戦闘獣、グラトニオスとピラニアス
ゴーゴンは用済みとなったヘルを暗殺。
しかしヘルは末後の前に地獄城を浮上させ光子力研究所にぶつけようとする。
それを阻止しようとする甲児くんでしたが
ゴーゴンが派遣した二大戦闘獣によってZはみるみる内に傷ついていく・・・
そして甲児くん自身も・・・・それでも戦いをやめない甲児くん。

でも力かなわず、Zは破壊つくされてしまいます。
そこへグレートマジンガーが駆けつけますが・・・

そして科学要塞研究所でさやかさんは甲児くんと再会するのですが・・・・
甲児くんはサイボークとして一命を取り留めていた。そんな彼にさやかさんは
「どんなからだになろうとも、甲児くんは甲児くんだわ・・・」と

「一文の得にならない」戦いの結末がこれではあまりにも
悲しすぎるが最後はサイボーグになってしまっても甲児くんを
さやかさんが受け入れたという点では救いはありますが

もしまだ読んでないという方は
ともかく読んでみる事をおすすめします
これ読んだら「エヴァ以降のロボットアニメは云々」という
やや偏った固定観念を見事に打ち砕けるだけの衝撃波Q(古いネタ)は
確実にありますから。いや贔屓目に見ても本当面白いから☆




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